インナーチャイルドカード 19 オズの魔法使い 黄色いレンガの道
カードの意味:
喜び、熱意、達成、豊かさ、創造的なインスピレーション
オズの魔法使いの物語は、ご存知ですか?
ドロシーが竜巻で家ごと飛ばされ、着いたところは、オズの国でした。
故郷のカンザスに帰るために、偉大な魔王であるオズ様にお願いをしに行きます。
その時に、良い魔女に言われた言葉は「黄色いレンガの道をお行きなさい」でした。
黄色いレンガの道を通って行けばオズ様のいるエメラルドシティへ着けるというのです。
ドロシーは愛犬のトトと、途中で出会った、頭が良くなりたいカカシ、ハートが欲しいブリキの木こり、勇気が欲しい臆病なライオンと黄色いレンガの道を進みます。
あなたは、このカードの絵と物語の冒頭の部分を読んで、どう感じましたか、、?
道の先頭を行くのは、愛犬のトトです。犬は、ユング心理学では男性性を表します。
理性や行動力などですね。
あなたは今、問題を解決するために、ご自分のインナーチャイルドを癒すための道を歩き始められました。
インターネットで情報を収集し、検索して私のブログにたどり着いてくださった、行動力。
ただ待つのではなく、問題の解決に向けて行動されていることに自信と誇りを持ってくださいね。
カカシは知恵、ブリキの木こりは感情、ライオンは勇気、みんなそれぞれ、オズにもらおうと思っていたのですが、オズは実はそれらをあげることはできませんでした。
でも、彼らの中に最初からあったことを気づかせてくれました。
そうなんです、あなたの中に、知恵も、感情も、勇気もあるのです。
インナーチャイルドの癒しはそれに気づくための旅なんですね。
そして、ドロシーも最終的には西の悪い魔女を倒し、故郷に帰ることができます。
悪い魔女は、ユング心理学で言うと死のグレートマザー、つまり、幼少期に親との関係で
作ってしまったトラウマです。そのトラウマを解消することで、本来の自分を取り戻すことができるんです。
インナーチャイルドを癒す旅へ出かけ、あなたの知恵、感情、勇気を取り戻し、過去の呪縛から自由になりましょう。
旅の案内が必要な場合は、どうぞ私までご相談くださいね。
お供いたしますよ。(^ー^)
インナーチャイルドとは
幼少期の記憶で、誰の心の中にもあります。
子どもの頃、親との関係で傷つき、自分を守るために作ってしまった思い込み。
「自分は甘えてはならない」
「頑張らなければ、自分は愛される価値がない」
「努力しなければ、自分は見捨てられる」
などなど、、
そのような思い込みを解放してあげることで
子ども本来の自由で好奇心にあふれ、創造的で自発的な活動ができるようになります。
インナーチャイルドカードとは
1993年タロットに造詣の深い米国のイーシャ・ラーナーとマーク・ラーナーによって、
「幼い娘たちが安心して楽しめるタロットを」
というコンセプトでつくられました。
従来のタロットカードのような怖い絵や否定的なメッセージはありません。
おとぎ話がカードの絵柄に使われており、ユング心理学の元型がベースになっています。
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