インナーチャイルドカード 15 大きな悪いオオカミ The Big Bad Wolf

カードの意味

闇を受け入れ、光に変える

否定していた闇の部分と向き合う


おとぎ話にオオカミはよく使われるメタファー(暗喩)ですね。

オオカミが意味するものは、人間の持つ狡猾さ、欲望、凶暴性、

また、自分の無意識に抑圧している恐怖、怒り、恥、嫉妬などのネガティブな感情です。

それらの煩悩やネガティブな感情は、普段意識しないように潜在意識の奥深くに閉じ込めて、見ないように感じないようにしていますが、それらがブロックになり、私たちの魂につながる天と地のエネルギーの通り道を塞いでしまいます。

それらの心の闇に勇気を出して向き合ってみましょう。闇を否定するのではなく、受け入れると光に還ります。

なぜなら、どの闇の奥にもあるものは、「愛されたい」という純粋なエネルギーだからです。

怒りや憎しみの奥には愛されなかった悲しみがあります。

愛されたい、と願うのは、本当は愛しているから。

闇があるから、光の輝きを見ることができます。

あなたの闇に向き合い、受け入れ、その奥にある光を輝かせましょう。


インナーチャイルドとは

幼少期の記憶で、誰の心の中にもあります。

子どもの頃、親との関係で傷つき、自分を守るために作ってしまった思い込み。

「自分は甘えてはならない」

「頑張らなければ、自分は愛される価値がない」

「努力しなければ、自分は見捨てられる」

などなど、、

そのような思い込みを解放してあげることで

子ども本来の自由で好奇心にあふれ、創造的で自発的な活動ができるようになります。


インナーチャイルドカードとは

1993年タロットに造詣の深い米国のイーシャ・ラーナーとマーク・ラーナーによって、

「幼い娘たちが安心して楽しめるタロットを」

というコンセプトでつくられました。

従来のタロットカードのような怖い絵や否定的なメッセージはありません。

おとぎ話がカードの絵柄に使われており、ユング心理学の元型がベースになっています。

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