インナーチャイルドカード 11 ミダス王と金の手 The Midas Touch
カードの意味
正義を司る、自らの心の在り方やバランスを量る、公平、公正
人生を左右する価値観を知る
ミダス王と金の手のお話は、ギリシャ神話ですが、日本ではあまりメジャーではないかもしれませんね。イソップ物語に「王様の耳はロバの耳」がありますが、あの王様がミダス王です。
ミダス王は神に、触れるものすべてが金になるように頼んで、願いを聞き入れられますが、触れるものすべてが金になってしまうため、食べ物も金になって食べられず、最愛の娘も触れたために金の彫像に変わってしまいます。
物質主義や拝金主義という価値観を信じ込んでしまうと、本当に大切なものは何かということを見失うという教訓ですね。
人生において、本当に大切なものは、目には見えません。この世でどんな豪邸に住もうと、どんな高価な衣装や宝石を身につけようと、どんなに銀行にお金があろうと、あの世へは何一つ持って行けません。持っていけるのは、魂のみです。そして、その魂の中にはこの世で経験で積んだカルマが蓄積されています。あの世ではカルマの法則によって、その魂のカルマに最適な来世が選択されます。その法則は公正で公平なものです。
あなたが、この世でどんな感情を持ち、どんな経験をするかによって、あなたの人生、そして来世までもが左右されます。ですが、怖れることはありません。
あなたが今生、生まれてきた意味、目的を知ることで、本当に大切なものは何か、理解できるようになります。今はその意味や目的を忘れているかもしれませんが、魂は知っています。
インナーチャイルドも知っています。ですが、チャイルドが傷ついていると、思い出すことができません。チャイルドを癒し、本来の魂の生まれた意味を教えてもらいましょう。それはチャイルドが喜ぶことです。あなたの魂が喜ぶこと、嬉しいことを行動していきましょう。
インナーチャイルドとは
幼少期の記憶で、誰の心の中にもあります。
子どもの頃、親との関係で傷つき、自分を守るために作ってしまった思い込み。
「自分は甘えてはならない」
「頑張らなければ、自分は愛される価値がない」
「努力しなければ、自分は見捨てられる」
などなど、、
そのような思い込みを解放してあげることで
子ども本来の自由で好奇心にあふれ、創造的で自発的な活動ができるようになります。
インナーチャイルドカードとは
1993年タロットに造詣の深い米国のイーシャ・ラーナーとマーク・ラーナーによって、
「幼い娘たちが安心して楽しめるタロットを」
というコンセプトでつくられました。
従来のタロットカードのような怖い絵や否定的なメッセージはありません。
おとぎ話がカードの絵柄に使われており、ユング心理学の元型がベースになっています。
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