インナーチャイルドカード 9 白雪姫 Snow White
カードの意味
老賢人、魂の導き手、内省、人生のスピリチュアルな側面を認める必要性
知恵の宝に気づき、人類に奉仕する
白雪姫のお話は有名ですね。
継母に美しさを妬まれ、命を狙われた白雪姫は、森で7人の小人に助けられます。
でも老婆に変身した女王が毒リンゴを白雪姫に食べさせ、白雪姫は死んでしまいますが、王子のキスで生き返ります。
継母の女王は死のグレートマザーの象徴です。
魔法の鏡は、女王の心を映します。老いていく自分を否定し、夫の愛情を娘に奪われたと嫉妬するシャドウでもあります。
7人の小人は、森の洞窟で宝石を掘っています。森や洞窟は潜在意識の象徴であり、宝石はセルフです。毒親によって、自分の意思を殺されてしまった娘は、死んだように親の言いなりになって生きますが、小人たちによってセルフを掘り出し、王子が象徴するアニムス(男性性)をキスが意味する、自分の中に統合することで、生き返ります。
インナーチャイルドとは
幼少期の記憶で、誰の心の中にもあります。
子どもの頃、親との関係で傷つき、自分を守るために作ってしまった思い込み。
「自分は甘えてはならない」
「頑張らなければ、自分は愛される価値がない」
「努力しなければ、自分は見捨てられる」
などなど、、
そのような思い込みを解放してあげることで
子ども本来の自由で好奇心にあふれ、創造的で自発的な活動ができるようになります。
インナーチャイルドカードとは
1993年タロットに造詣の深い米国のイーシャ・ラーナーとマーク・ラーナーによって、
「幼い娘たちが安心して楽しめるタロットを」
というコンセプトでつくられました。
従来のタロットカードのような怖い絵や否定的なメッセージはありません。
おとぎ話がカードの絵柄に使われており、ユング心理学の元型がベースになっています。
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