インナーチャイルドカード 5 魔法使い The Wizard
カードの意味
この先に通じる世界の鍵、人生のスピリチュアルな側面を知る必要性、
おとぎ話には、魔法使いは欠かせませんね。
この魔法使いは「指輪物語」のガンダルフです。
フロドと旅の仲間を導き、支え、いざという時に助けてくれる、とても心強い魔法使いで、私も大好きなキャラクターです。
指輪物語の指輪はゴラムが「愛しいシト」と執着していたように、人間の煩悩を惹きつけるものの象徴で、それが終わりのない輪となって、輪廻転生を繰り返します。
フロドの旅はその指輪を手放すことで、輪廻から解脱し、悟りを得、涅槃に至ることを象徴していると思います。
その旅を導き、支えてくれるのが、魔法使い、つまりスピリチュアルな真理です。
日々の目の前の現象に振り回されているうちは、輪廻の輪から逃れることはできません。外側の目に見える現象ではなく、内側の目に見えない世界への鍵を手に入れましょう。
インナーチャイルドとは
幼少期の記憶で、誰の心の中にもあります。
子どもの頃、親との関係で傷つき、自分を守るために作ってしまった思い込み。
「自分は甘えてはならない」
「頑張らなければ、自分は愛される価値がない」
「努力しなければ、自分は見捨てられる」
などなど、、
そのような思い込みを解放してあげることで
子ども本来の自由で好奇心にあふれ、創造的で自発的な活動ができるようになります。
インナーチャイルドカードとは
1993年タロットに造詣の深い米国のイーシャ・ラーナーとマーク・ラーナーによって、
「幼い娘たちが安心して楽しめるタロットを」
というコンセプトでつくられました。
従来のタロットカードのような怖い絵や否定的なメッセージはありません。
おとぎ話がカードの絵柄に使われており、ユング心理学の元型がベースになっています。
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