インナーチャイルドカード 4 裸の王様 The Emperor’s New Clothes
カードの意味
父性、リーダーシップ、厳格、支配、コントロール
アンデルセン童話の「裸の王様」は日本でもおなじみですね。
裸の王様は、物欲や見栄にまみれ、王の権威(親の権威)をふりかざし、国民(子ども)を支配、コントロールする毒親を象徴しています。
国民(傷ついた子ども)は、王様(毒親)に逆らえないので、不条理な王様の嘘に話しを合わせなければなりません。
大人になった自分がインナーチャイルドを癒し、自分の気持ちに正直になることで、理不尽な親に対して自分の意見を言えるようになります。
その際、親を批判したり、責めたりするのではなく、自分の本当の気持ちを、ありのままに伝えましょう。裸の気持ちを伝えるのです。
親は正直に事実を教えてくれた子どもに対し、素直に反省し、感謝をしましょう。子どもが教えてくれたことで、親も裸の自分を省みて、救われるのです。
インナーチャイルドとは
幼少期の記憶で、誰の心の中にもあります。
子どもの頃、親との関係で傷つき、自分を守るために作ってしまった思い込み。
「自分は甘えてはならない」
「頑張らなければ、自分は愛される価値がない」
「努力しなければ、自分は見捨てられる」
などなど、、
そのような思い込みを解放してあげることで
子ども本来の自由で好奇心にあふれ、創造的で自発的な活動ができるようになります。
インナーチャイルドカードとは
1993年タロットに造詣の深い米国のイーシャ・ラーナーとマーク・ラーナーによって、
「幼い娘たちが安心して楽しめるタロットを」
というコンセプトでつくられました。
従来のタロットカードのような怖い絵や否定的なメッセージはありません。
おとぎ話がカードの絵柄に使われており、ユング心理学の元型がベースになっています。
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